田端信太郎著「これからのお金の教科書」を読んで良かったこと3つ

こんにちは!トムです。

田端信太郎さん、Twitterでフォローしてて、古き良き痛快さが見ていて楽しいので好きなんですが、新しい書籍を出版されたとのことで読んでみました。

勿論学ぶことはたくさんあったんですが、特に自分に響いたところを3つ挙げてみます。購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです。

1.合理性の観点だけで見逃していることはないか

社会人になってから、特に結婚して子供が生まれてからは、本当に自由に動ける時間がなくなってしまいました。

勿論上手く時間をやりくりしてる人もいますが、それでも完全な独り身とはやはり違うなと感じます。

自分で望んだことなので後悔はないんですが、やはり時間が少ない分、効率を求めてしまいます。

そんな中、自分の判断基準がだんだん狭まっていることに、この本を読んで気づけました。

もっと自分の幅を広げられるような、投資的な観点を持とうと思いました。

2.自己犠牲の格好良さ

田端さんは他人のためにお金、ひいては自分の労力を割けない人間に、周りの人がよくしようとなぜ思うのか?と説いています。

私自身どちらかといえばケチな方で、自分と家族の利益を優先してしまうきらいがあるので、それを再考するいいきっかけになりました。

それよりももっと大きな視点で、何が幸せなのか、何が嬉しいのかということを、目先のことに縛られすぎないことを気をつけたいと思います。

リベ大の両さんがおっしゃられているプレゼントの良さにも通じるものがあるなと思います。どちらも格好いいな、と思うので、参考にしていきたいです。

3.自分の価値を最大化するという考え方

32項で出てくるバランスシート思考にも繋がりますが、負債に対する捉え方がネガティブな方向に偏っていたな、と気づけました。

単純に出費や借金、ローンとするだけでなく、それはどういう金利で今自分の元にあるのか、どういうものをもたらす可能性のあるものなのかを考えたうえで、付き合い方を模索していこうと思います。

自分の能力、興味、長所や短所、諸々をひっくるめた上で、人に提供できる価値はなんなのか。それを最大限活用するにはどうしたらよいかを考えることが必要なんだなと思いました。

最後に

人はいつか必ず死にます。そして、あの世にお金は持っていけません

この文に田端さんがこの本で言いたいことが詰まっているなと感じました。

ただ闇雲に”お金持ち”を追い求めるのではなく、もっと解像度を上げて、自分の理想とする生活はなんなのか、そこから逆算し、達成するには何が必要なのかを考えること。

学校では教えてもらえなかった、“自分にとっての”良い人生を送る為に必要な考え方だと感じました。

特に現代は良くも悪くも、SNSなどによって他人の人生が見えやすい時代です。

それをポジティブなものにするのか、ネガティブなものにするのかという観点からも、まず自分の本当の欲求を洗い出すという田端さんの考えは、腑に落ちるものでした。

本としては、あまり分量も多くなく、読みやすかったです。項目を細かく分けているところも、SNSでシェアされたりすることを勘案してるのかな、とも思いました。

色々評価のある方だと思いますが、私はやっぱり好きな方だなと思います。野郎に言われても嬉しくなさそうな人ですが、、笑

以上、それではまた!

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